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公開シンポジウム2009
  〜医療教育への患者参加〜闘病体験を教育現場にどう活かすのか?

主催者挨拶
 和田 ちひろ いいなステーション 代表
 

 皆さんこんにちは。今日は貴重な日曜日にお集まりいただきまして有り難うございます。私、いいなステーションの代表の和田ちひろと申します。いいなステーションといいますのは患者支援団体でございまして、患者さんの「あったらいいな」という声を集めて発信するというような役割を担っております。
 患者さんの声を聞いておりますと、自分と同じ病気の人と出会いたいという声ですとか、自分の病気のことをもっと知りたい、それから少し落ち着くと、自分のそんな体験を役立てたいといったようなニーズがあるということに気が付きました。この「会いたい」、「知りたい」、「役立ちたい」という患者さんの声に応えたいということで、例えば、この前にお示ししてありますように、『患者会ガイド』というものの発行を行ったりですとか、病院の中に「患者情報室」というものを設置して、自分の病気のことを少しでも勉強できるような環境づくりというものを支援しております。  


 

 そして「役立ちたい」というニーズに対しては、今日、テーマになっております「患者講師」が活躍の場のひとつになるのではないかなということで、5年ほど前から東京医科歯科大学と一緒に、この患者講師の活動というものを続けてまいりました。
 患者講師の活動は、古くは、膠原病友の会という患者団体が1979年から「教壇に立つ」活動として、看護学生にお話をするというふうな活動を始めたのがはじまりだというふうにいわれております。先週たまたま大阪で闘病記研究会というのが開催されておりまして、闘病記も患者の闘病体験を役立てるひとつのツールではあると思うですが、患者講師の活動についてここで発表しましたら、なんとその1979年に初めて患者講師として語りましたという方がこの会場におられまして、私も文献で読んでいただけの人物にこんなところでお会いできるなんてすごいなんて思いながら今日を迎えております。
 私どもが、2006年なのですけれども、医学部80校を対象に調査を行ったのですが、それによりますと、「患者講師に話してもらいたい」というふうに希望している大学は約9割でした。ところが、「実際に患者講師を授業に受け入れている」という学校は4割にすぎないということで、なぜ受け入れができていないのだろうかということを訊きましたら、その理由は、「適切な人を探せないから」というものでした。「患者講師をやりたい」という方と、「患者講師を受け入れたい」という方がいるにもかかわらず、そのマッチングができていないということがひとつの大きな課題なのでないかというふうに、いま私どもは考えております。
 今日の目的、このシンポジウムの目的は3つあるのですけれども、まず1つ目には、こういった「患者講師」という活動があるということを皆様に知っていただく。それも単に「患者講師」という言葉だけではなくて、患者講師とは一体なんなのか、何を考えているのか、教育にどんな効果があるのか。そんなことを皆様にまずひとつ知っていただきたい、考えていただきたいということです。
 2つ目には、患者講師のマッチングです。今日は医学部の方、薬学部の方がこちらに参加してくださっております。また看護の先生もおいでになっていると伺っております。ぜひ患者講師をここで見つけていただいて、教育の場に活用していただきたいというのが、2つ目のこのイベントの目的です。
 そして、最後に、医療教育に患者講師が参画する際の課題というものを、私ども2006年の調査を通してまとめてまいりました。今日はその課題についてパネルディスカッションをしながら、また皆様から質問用紙を通して意見をいただきながら、時間がある限り、ディスカッションをしてまいりたいというふうに考えております。
 今日は基調講演から始まりまして、事例発表、対談、それから最後、パネルディスカッションという盛りだくさんで皆様と一緒に患者講師について考えを深めていきたいというふうに考えております。
 どうぞ最後までお付き合いくださいませ。よろしくお願いいたします。
 


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