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公開シンポジウム2009
  〜医療教育への患者参加〜闘病体験を教育現場にどう活かすのか?

開催にあたって 
 谷口 尚   東京医科歯科大学 副学長

 

皆さんこんにちは。谷口でございます。本日は日曜日ということ、また外はまだお天気がいいようで、外に出ますと大変うららか感じといいますか、すがすがしいですけども、今日はこの午後、貴重な日曜日にもかかわらず、皆さんここで、ある目的に向かって貴重なお時間を割いていただいて、ディスカッションいただけることを大変有り難く思います。


 

 私、実は平成16年の頃ですかね、この東京医科歯科大学の学生委員長というのを拝命いたしまして、当時から学生のいろんな活動の支援をしてきたわけですけども、医科歯科大学にも新入生オリエンテーションというのが当然ございまして、私ども医学部、歯学部がありますので医療系、それから歯科医療系の学生がいるわけですけども、そういった方、新入生全員を集めまして一種のオリエンテーションを1泊2日でずっとやっていまして、私はこの医科歯科大学を卒業して、卒業したのはもう30年以上前ですけども、私も入学のときに新入生としてオリエンテーションがございまして、それはただ、1泊2日、全員参加いたしまして一堂に集まって、偉い先生をお招きして講演等で、ほとんどがもう寝ているのですね、寝てしまって、2日目は各学科に分かれて、今後自分たちが勉強する内容を紹介いたしまして、それで終わりでした。
 そういうことがずうっと続きまして、私、あることをきっかけに私たちが学生委員長を任命されたときに何か変えたい。当時、その頃から医療の中でいろんな現場での問題等が出てございまして医療訴訟とかありましたし、何か変えたいと思って、いろんな方にご相談したところ、いろんなヒントをいただきまして、そのときに、ある方から和田先生を紹介いただきました。和田先生は実は医科歯科大学の大学院にいらっしゃったですね、当時、存じ上げなくて、紹介いただいてから、実は患者の方のお話を聞かせていただく、そういう企画をやっていらっしゃる方がいるということで、私たち、その新入生オリエンテーションを変えたいなというときに、まず患者の気持ちになるようなことをぜひ学生に学んでもらいたいと思っていたのですね。
あとはボランティアですね。医科歯科大学はボランティア活動というのがあまりなくて、何か社会と連携してボランティア、それからもうひとつは、医療というのは幅広い教養が必要なものですから、特に、例えば、外科の手術などは、大変高度な手術は芸術といわれています。神の手といわれていますね。テレビで放送されますし、歯科なんかは特に腕といいますか、いかに美しく治すかという美的センスですね。そういったものも実は医療に必要である。
ちょっと欲張って、新入生オリエンテーションで新しい企画として、患者の方の気持ちをわからせる。それから、社会と連携してボランティア活動をする。それから、美術鑑賞をするといったような、そういったことを何とか盛り込もうと思って、偉い方を呼んで講演を聞くのをやめまして、私が担当したときから、まず地域の清掃、1泊2日したときに、そこの地域の自治体の方にご相談申し上げて掃除をさせていただく。それともうひとつは、患者の方を招いて、お話を聞いて、患者の方とディスカッションする。それからもうひとつは、何かできれば美しいものを見て、美術鑑賞するといったようなことで、最近は箱根で1泊2日でやるものですから、箱根町の清掃と患者の方々のお話、それから箱根彫刻の森、美術館がございますよね。あそこに行って彫刻等を見て、美しいものを見る。そんな盛りだくさんのことを、後程、事例発表していただく荒木教授と二人でずっと頑張ってやってまいりました。そんなことのきっかけをつくってくださったのが和田ちひろ先生なのです。
今回、ここでまたご相談をいただきまして、ぜひそれであれば、医科歯科大学でシンポジウムをやってほしいということで、今日の日を迎えたことを大変私は有り難く思っております。今日はそういったことにご関心の方々がここに集まっていただいて、やはり日本の医療制度をさらによくするために学生教育ですね。特に私どもは、入ってきた新入生のときからそういったセンスをやはり磨いていただくといったことの手助けを、学生に手助けをしないと実は思っておりますけども、そんなようなことが私どもでもう5年経ちまして、今日ここで、シンポジウムで、新しい展開をさらにしていくために、今日は皆様からまた貴重なご意見をいただいて、私自身も勉強させていただければと思っています。
今日はひとつよろしくお願いいたします。有り難うございました。


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