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中日新聞コラム 気になる医療用語

29) セカンドオピニオン

2007.4.27掲載

 「乳がんと言われセカンドオピニオンを受けたいのだけど、どうすればいいのかな。」
 20数年ぶりに聞いた小学校時代の同級生の声でした。しこりを感じ受診したところ、すぐ専門病院に行くように言われ、紹介状をもらった先での検査結果はステージUaの乳がん。抗がん剤の治療と手術を勧められたが、この病院で治療を受けるべきか迷ったため、別の医師の意見を聞きたいと思ったのだそうです。
 主治医にその旨を伝えると、医師はむしろ早く治療を始めることを勧めたとのこと。この病院で一刻も早く治療を始めたほうがよいのか、それとも、乳がんの標準的な治療法や受けるべき治療内容を理解し納得してから治療に進んだほうがよいのか迷っていました。2002年から保険適用になった内視鏡手術にも関心を持っていました。
 主治医の意見に加え、別の医師に意見を求めることを「セカンドオピニオン」と呼び、近年、医療機関ではそれを受けることが推奨されています。「セカンドオピニオンを受けたいので資料を一式貸してほしい」と主治医に面と向かって言うことにはやや勇気が必要ですが、多くの医師はこの行為を患者が納得して治療を受けるために必要なことであると認識しています。
 ですから必要なときは遠慮、することなく思い切って医師に切り出してみましょう。

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