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中日新聞コラム 気になる医療用語

27) グループ診療

2007.4.13掲載

 最近、病院の激務に疲弊して地域で開業する医師が増えています。ビルの一室を借り、月曜から金曜まで、診療時間も朝9時から夕方5時までと、割り切る医師も少なくないようです。
 一方、病気は時間を選ばず土日、夜間お構いなしに起こりえます。週40時間の開業では、全体の4分の1しかカバーしていないことになるため、それ以外の時間帯は、救急車を呼ぶか、休日夜間急患センターを訪れるしかないのが現状です。
 かかりつけの先生にいつでも診てほしいと患者は望みますが、医師も生身の人間ですから、家族とのんびり過ごす時間や、勉強する時間もほしいはず。両者の希望を叶える仕組み、それがグループ診療です。
 グループ診療とは、複数の医師がグループで開業し、患者を交代で診察するというスタイルです。埼玉県にはグループ診療で365日朝8時から夜8時まで昼休みもなく診察してくれる小児科診療所があります。
 最近では、小児や在宅患者を診る医師が、自身の生活と質の高い医療を両立させるためにこの開業スタイルをとるケースが増えつつあるようです。

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