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中日新聞コラム 気になる医療用語

19) 短期入所療養介護(ショートステイ)

2007.2.16掲載

 出産後、里帰りをせず自宅に戻った私に、実家の母と義母が1週間ずつ手伝いにきてくれました。義母は90歳になる母と一緒に暮らしているため、その間は彼女を老人保健施設のショートステイに預けていました。ショートステイというのは、介護家族が病気や出産、冠婚葬祭、旅行などで一時的に介護できなくなった時や、家族の精神的・身体的な負担を軽減するために短期間入所して日常生活全般の介護を受けるサービスです。孫との別れを惜しみつつ帰路に就き、施設に親を迎えに行った義母からの第一報は「おばあちゃんが風邪をひいているので病院に連れていく」でした。集団生活で風邪がうつってしまったのか、おむつが濡れたままの状態で放っておかれたのか、たまたま義祖母の体調が悪かったのか。その理由はわかりませんが、家で看ている時には一度も風邪をひいたことがなかったため、義母のショートステイへの印象はあまりよいものにはならなかったようです。おばあちゃんの微熱は1週間続き、主治医に往診してもらいようやく食事がとれるようになったとのこと。医療と同じく、介護サービスの質も利用者側がさまざまな情報を得て判断していかなくてはいけないと感じました。が、現実には質うんぬんよりも需要に対して供給が追いつかないのが現状のようです。

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