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中日新聞コラム 気になる医療用語

14) バースプラン

2007.1.12掲載

 今月末に出産予定の私は、お正月休みに「バースプラン」を書きました。医療者の指示に従い安全に産ませてもらうお産から、妊産婦自身がどんなお産がしたいかを医療者に伝え、安全性が確保できる範囲内で主体性が尊重されるお産へと時代は移り変わりつつあります。例えばバースプランには、分娩前の浣腸や剃毛を希望するかどうかを書くことも出来ます。大量出血などいざという時のために血管を確保する目的で点滴をするところが一般的なようですが、点滴をしていると身体の動きが制限されてしまうため自由な体位が取りにくいというディメリットもあるため、こうした医療行為についても自分の意思を示しておくことが出来ます。米国には、お母さんに優しい産院の基準を作り認定している団体があり、科学的な証拠に基づいていない常軌的医療介入行為の例として、浣腸、剃毛、点滴などを挙げています。すべての医療行為が必ずしも必要でないのであれば、バースプランを基に母子の安全と産婦への快適性とを天秤にかけて医療者と話し合い、自分の望むお産をすることはとても重要だと思います。私は医療介入を極力避けるというポリシーの産院を選んだため、バースプランにこうしたことを細かく書く必要はなかったので、「夫が自分でへその緒を切りたい」という希望を伝えました。

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